なぜ黒にんにくを食べて下痢をしてしまうのか?
目次
黒にんにくを食べ過ぎて下痢をする?
今回は「黒にんにくを食べて下痢をしてしまうのか」を説明していきます。
下痢とは?
人間の身体は、およそ9Lにもなる水分を毎日体内に吸収しています。健康な便を作る水分量は60〜70%と言われており、これ以上のパーセントを超えると軟便、水分量が90%を超えると下痢となります。
下痢の種類
・急性下痢
感染症や食中毒、風邪、冷え、暴飲暴食、疲れ、アレルギーなど
・慢性下痢
生活習慣、ストレスなど
にんにくを食べて下痢をしてしまう
下痢をしてしまう原因は、にんにくに含まれる「アリシン」が大きな原因となっています。にんにくを一度にたくさんの量を食べることにより「アリシン」の強い殺菌作用が働き腸内環境を崩してしまいます。こうしたことで下痢を引き起こしてしまいます。
同じにんにくなら黒にんにくでも下痢をしてしまうのか?
にんにくに含まれていた「アリシン」は、熟成し黒にんにくになることで「S-アリルシステイン」と呼ばれる成分へと変化します。その為、にんにくに含まれていた「アリシン」の含有量が少なくなり、大量に黒にんにくを食べなければ下痢になる心配はないです。
まとめ
黒にんにくは便秘解消食品としても効果があります。適切な量を食べることで、腸内環境を整えてくれます。食べ過ぎに気を付けることで下痢になることはないので、その点だけ気を付けて食べましょう。
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